最終更新日:01/08/08
1.心の扉 | 4.今、そしていつか・・・ | 7.おまえだろ |
2.何をそんなに | 5.My Luna | 8.君は今、ファーストブレイク |
3.風よ翼に | 6.コンクリート細工のダディ |
作詞:小笹若菜 作曲:國本良博 1978.7.22初演
きみの心の扉を 静かに開いてごらん 広がる青空に光る きみの汗と涙 白い雲のような やさしさは 青春のかけらのひとつ 手をつなぐ輪の中に さわやかな風を送ろう きみの心の扉を 静かに開いてごらん |
【ページ先頭に戻る】 【前ページに戻る】 【ダウンロード・コーナーに戻る】
作詞:國本良博 補作詞:ケッタウェイズ 作曲:荻嶋正己 1978.12.17初演
何をそんなに 悩んでいるんだ もっとまわりを 見てみろよ 小さなことだろう ひとりでいれば さみしくなるけど 孤独なんて 君の 思いこみ そうさ飛び出そう 殻を脱ぎ捨てて |
作詞:佐藤信雄 補作詞:ケッタウェイズ 作曲:荻嶋正己 1979.7.6初演
息をはずませ 虹をかけてく さわやかな風 きみは 紙ヒコーキに心をこめて 飛ばせ空高く 風よ翼に 届く力を 光あびて ぼくの心を 腕を広げて 太陽つかむ 風よ翼に 届く力を 光あびて ぼくの心を 風をうならせ 翼ふるわせ 風よ翼に 届く力を | 計33曲あるケッタウェイズのオリジナル曲の中でも一番ポピュラーなナンバー。1979年7月6日の静岡有楽座での「ぷっちゃけ大試写会」時の初演以来、ほとんどのステージで演奏されており、またケッタウェイズが「第5回アノンシスト賞称揚部門・放送活動賞」という、放送業界におけるたいへん権威のある賞を受賞した際の選考委員会への提出用プロモーションビテオの中でもこの「風よ翼に」が演奏されていたということなどから考えても、やはりこの曲がケッタウェイズの代表曲と言ってよい。 この曲のオリジナルヴァージョンは実はもっと長い。現在一般に聴くことのできるもののラストに、さらにもう一回1番をくり返して終わるというのが初期のタイプで、初演から同年の「夜をぶっとばせ!Part.2」まではこの形でずっと演奏されていた。しかし、どうも曲がだれる、しつこいなどという理由で、2ndコンサート以降は最後のくり返しをカットすることにした。81年に発売予定のあったシングルレコード(実際には未発売)も、そのコンパクトにまとまったほうのタイプを正式な形として収録・発売する予定であった。 SBSテレビで1979年10月に放送された『親の目子の目』第443回(サブタイトル『僕の友達はラジオ』)では、劇中のBGMをケッタウェイズが担当し、番組のタイトルにも“音楽:ケッタウェイズ”とクレジットされている。そしてこの番組のテーマ曲としてこの「風よ翼に」のインストウルメンタル・プァージョンが使用されていた。メロディ部分にシンセサイザーを使用したこのインストは、『親の日子の目』以外にもコンサートやステージのラジオ放送時などにその特別番組のタイトル・スポンサーバック曲として使用されたこともあるので、聴いたことがある方もいるのではないだろうか。なおこのインストやそれ以外に本編中で使用された歌入りの「風よ翼に」や「何をそんなに」などが録音されている『親の目子の目』用のBGMテープは現存しているので、またいつかケッタウェイズ関係の番組などがあったときには、またこのインスト版を聴くことができる……といいなぁ。 |
【ページ先頭に戻る】 【前ページに戻る】 【ダウンロード・コーナーに戻る】
作詞・作曲:國本良博 1980.3.16初演
きみの寝顔に 見つめるぼくらの願いは いつも 変わらぬ幸せ 思えばぼくらの 父や母たちも こうしていつも 願っていたのだ 軽い寝息が 生きてるしるし 今にどこかの 馬の骨とともに 軽い寝息が 生きてるしるし きみの寝顔に 見つめるぼくらの願いは 「泣いちゃうぞ‥‥‥」 |
作詞:荻嶋正己 補作詞:國本良博 作曲:荻嶋正己 1980.3.16初演
お前ってやつは どういやわかる My Luna あの手 この手で 教えてみても My Luna マママママママ マママ押さえて 屁理屈 ゴロマキ 横槍 やり逃げ やめろ! そうだようやく わかってきたか My Luna マママママママ マママ押さえて 屁理屈 ゴロマキ 横槍 やり逃げ やめろ! |
作詞:ケッタウェイズ 作曲:荻嶋正己 1980.3.16初演
夜更けの街 オイラは行くのさ ギラギラネオン 求めて行くのさ そいつが生き甲斐 そいつが生き甲斐 「行くぜ コビン!」「ハイヨー オヤビン!」 コンクリート細工のダディのお出ましだ |
【ページ先頭に戻る】 【前ページに戻る】 【ダウンロード・コーナーに戻る】
作詞:ケッタウェイズ 作曲:荻嶋正己 1981.5.31初演
変わらぬものなど ありゃしない あれほど燃えた ふたりの愛も ごらんのとおり こっぱこっぱこっぱ こっぱみじん ところで サイコロだが 昔のあいつは丸かった ところで 豆腐だが 昔のあいつは固かった 変わらぬものなど ありゃしない そういや 東京だが 昔のあいつは江戸だった ところで チューニングだが 昔はピッタリ合っていた 変わらぬものなど ありゃしない | サードコンサート時に新曲として発表され、現在においてもファンのみならずメンバーたちもその音楽的な面で大絶賛を惜しむことのない、ケッタウェイズのコミック系オリジナル曲の最高峰。とてもコミックソングとは思えないメロディアスな曲調、“マル”“江戸”など数年後を予見したかのような意味深い歌詞など、まさにケッタウェイズの円熟期を象徴する名曲といえよう。 ちなみに左にはあくまでほぼ毎回歌われた代表的な部分の歌詞を掲載しているが、実際の演奏時にはこれらのほかにも「ゲーテ(もっと光を!)」(サードコンサートほか)「夏休み(宿題が終わらない〜もっとほしいか?)」(81年フェスタ沼津)などさまざまなヴァリエーションのものが歌われた……というよりも、この曲はもともと演奏のたびにそのときの照明(「照明さん、あんたやろ!」の声にあわせて会場の照明を落とす=サードコンサートなど)や音響(「チャンチキおけさ」のテープを流す=81年フェスタ静岡)などの仕掛けや時事ネタにあわせたアドリブが挿入されることを前提として作られており、そのアドリブにあわせて「もっともっともっともっと……」と引き延ばす部分を挿入する形が基本パターンとなっていた。 しかし、逆にそんな仕掛けを含むことを前提として作られた曲だったため、3回目の演奏となる81年フェスタ沼津(このときは仕掛けなし)を最後にしばらく演奏が見送られており、83年に磐田市民文化会館で行なわれた「フリーステーション春休み大会」では照明の仕掛けつきでひさびさに演奏され、またまた好評を博した。そして97年の再結成コンサートのときには、仕掛け云々ではなくこの曲そのものが持つ音楽的なすばらしさなどがあらためて注目され、ほかのケッタウェイズオリジナル曲の数々を押しのけて見事に復活を果たすこととなった。 ちなみに、國本氏は「疲れる」という理由(笑)からこの曲をやりたがらないのだが、だいたいいつも荻嶋氏に押し切られてやることになる。97年の再結成コンサートの際もその「やる」「やらない」論争はぎりぎりまで繰り広げられたが、この際は「この曲をやらなきゃ静岡には行かない!」というマルさま(持丸初栄元アナ、現荻嶋氏夫人)のひとことで決まった、らしい。 |
作詞:佐藤信雄 作曲:國本良博 1982.3.25初演
くらやみの中で ひとすじの灯りを 見つけたなら それが きみがさがしてた 夢かもしれない そばに寄って 両手で受けとめ さがしてた夢が なんだったのか たしかめて ごらん Break is to laid back ちらばった夢を 木もれ陽の中で ひとすじの光を Break is to laid back ちらばった夢を |