ケッタウェイズよろずメモ
(不定期連載予定コラム)

最終更新日:10/01/04

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再結成コンサート裏話(1)

 1997年11月16日の再結成コンサートに向けて、ケッタウェイズは約1ヶ月半ほど前から、毎週水曜日の夜にSBS・Aスタジオにおいて練習を行なっていました。最初の2〜3回はさすがに13年のブランクが隠しきれないところもあったのですが、練習を重ねるうちに徐々にかつての“ケッタウェイズ・サウンド”がよみがえってきたのには、ある種の感動をおぼえました。

 また、選曲や曲順については練習をはじめるまでにメンバーの間である程度の案ができあがっており、最初のうちはそれにしたがって練習してみながら細部を詰めるという方法で決定されていきました。
 たとえば、最初の案では「夜をぶっ飛ばせ!」をトップに演奏する予定だったのですが、実際このコンサートが行なわれる前までは、いったいどれだけのお客さんが来てくれるのか、誰にも予想がつきませんでした。そのため、もしお客さんがチラホラとしかいなかったらさみしいなぁということで、「最初はとりあえずビートルズの曲をやれば、なんかやっていると思って呉服町あたりを歩いているふつうの人たちが来てくれたりするんじゃないか」ということで、かなり早いうちからオープニングは「From Me to You」ではじめるように変更になったりしたのです。

 しかし、中でも徹底的にモメたのが、例の「おまえだろ」。この曲は現役の当時から國本氏は絶対にやりたがらず、逆にほかのメンバーがいつもやりたがるということで選曲のたびにモメていたようですが、その図式は今回も國本氏と荻嶋氏の間で思いっきり繰り返されておりました。

 

「ザ」・ケッタウェイズ? (1999.10.23)

 ケッタウェイズの正式名称は、もちろん「ケッタウェイズ(KETTAWAYS)」で間違いないわけですが、コンサートやステージにおいて、荻嶋さんはかならず「こんにちは、ようこそいらっしゃいました。ザ・ケッタウェイズです」のように、かならず「ザ」をつけて呼んでいました。なぜでしょう?

 この質問に荻嶋氏応えて曰く、「だって、“ザ・ビートルズ”っていうじゃん」。なるほど。

ケッタウェイズは練習をサボらない (1999.10.23)

 全盛期のケッタウェイズは、コンサートやステージが近づくたびにそれこそ毎日のように深夜まで練習をしていたわけですが、こういう集まりを続けているときによくあるような、「なんかめんどくせーなー、今日は練習やめようぜ」みたいな形になったことは、計何百回やった練習のうちたった一回あっただけだそうです。その唯一の例外(そのときは麻雀をはじめてしまったそうな)をのぞいて、ケッタウェイズというのはホントにとてもまじめに練習したバンドだったなぁ、と、あるメンバーはしみじみと語っておりました。すごいなぁ。

 

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